貴金属は換金性が高く現金同等に扱われる事から、マネーロンダリング等犯罪に利用される可能性を否定しきれません。
弊社では限りある貴金属資源は、人々をより豊かにするため有効活用されるものであって欲しいと願い、私たちもそのために本方針を定め、実施して参ります。
一方私たちの知見だけでは不足する部分が発生しかねない事、貴金属を扱う弊社の関係者の方と同一の方向性を確保する事から、RJCによる認証規格に則る事と致します。
私たちは、紛争地域を原産地としテロ等犯罪組織の資金源となっていると思われる貴金属、マネーロンダリングや密輸による消費税不正還付を目的としていると思われる貴金属や、人権や環境への配慮を欠いた違法操業により算出された貴金属を排除し、それらは一切取り扱わないよう最大の努力をして参ります。
実際にそれらを実施するため、年に一回お客さまを対象にデューディリジェンスを実施致します。新たにお取引きを開始する場合や、従来のお客さまであっても弊社調達方針と著しく反する事業内容であると判断され、双方により協議を行って参りますが、それでも改善が見られない場合、お取引をお断りする場合があります。
また上記方針や、それに伴う手続きは年一回更新致します。
貴金属を扱う事業者と、宝飾品を手にする消費者にとって、持続可能でより豊かな未来が描けるよう、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。
令和4年6月16日
片桐貴金属工業株式会社
コンプライアンス責任者
野澤明央
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健全なサプライチェーン構築に向けた方針
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