日頃より大変お世話になっております。
コロナショックによる物流の混乱や、ロシア軍によるウクライナ侵攻、日米金利格差等を背景とした急激な円安の進行など、多くの要因によって企業物価はかつて経験した事の無い勢いで上昇しております。
弊社においては、そうした事態を想定し日頃から質素倹約を旨として参りましたが、企業努力では高まるコストを抑えきれず、健全な事業の継続性確保の観点から、令和4年12月1日（木）受注分より加工賃を改定させて頂く事と致しました。
具体的には光熱費、化学薬品類、るつぼ、ダイスを中心に多くの備品が10～30%程度値上がりし、既に収益を圧迫しています。加えて機械・設備の更新や修繕でも同程度値上げされるケースがほとんどとなっております。
また製造現場における若手人材の登用も喫緊の課題です。十分な処遇で優秀な社員を確保してゆく事が、事業継続において最も重要な要素であると考えております。
将来を見据え、安定・継続して材料を供給できるよう、社員一同更なる努力を重ねて参ります。
改定後工賃の詳細につきましては、社員にお尋ねください。
何卒ご理解、ご協力の程よろしくお願いします。
